北海道コンサドーレ札幌バドミントンチーム 新加入選手のお知らせ

◆この度、北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームに新たに2選手が加入することとなりました。

竹内宏気(たけうち・ひろき)
1993年1月29日生
埼玉栄高校 → NTT東日本(2016年3月退部)
主な戦績
2010年 インターハイ団体・ダブルス 優勝
2013年 全日本社会人選手権大会ダブルス ベスト4
2013年 日本ランキングサーキット ダブルス 準優勝
   2014年 全日本社会人選手権大会シングルス ベスト4

大越泉(おおこし・いずみ)
1992年6月29日生
埼玉栄高校 → NTT東日本(2016年3月退部)
主な戦績
2014年 ポルトガル国際 ダブルス 優勝
2014年 全日本実業団選手権大会 優勝
2014年 日本リーグ優勝・殊勲選手賞

竹内宏気選手コメント

北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームに加入することになりました竹内宏気です。私は高校を卒業してから5年間NTT東日本と言うチームでバドミントンをやってきました。その後引退し1年間はバドミントンから離れていましたが、そんな時に新しくコンサドーレがバドミントンチームを作るというお話を聞き、もう一度バドミントンでトップを目指してやりたいと思い加入させて頂く事になりました。ご存知の方もいるかもしれませんが去年の4月に賭博に関してニュースになりました。私もこの件に関与していた1人で、公益財団法人 日本バドミントン協会から半年間出場停止と言う処分を受けました。そのような過去も含めて受け入れて下さったコンサドーレには本当に感謝しかありません。
今後はバドミントンがただ強いだけではなく、社会人として責任ある行動をとっていきたいと思っています。0からのスタートにはなりますが、サッカーに負けないぐらいバドミントンで北海道を盛り上げていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

大越 泉選手コメント

北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームに加入することになりました、大越泉です。私も昨年4月に賭博に関わっていましたが、今回、妻、家族、友人、関係者、コンサドーレのクラブスタッフ、全ての方々のサポートがあり加入することができました。本当にありがとうございます。コンサドーレに加入を決意した理由は、全てが今までにはない、新しいバドミントンチームだったからです。運営方法や、練習環境、コンサドーレという名前を背負っての活動を通して北海道に貢献するということに素直に惹かれましたので、加入を決意いたしました。昨年1年間、小さい頃から生活の一部であったバドミントンと離れ生活をし、改めてバドミントンをできる環境がどれほど幸せなのかという事を実感しました。また、今までは自分のために練習や試合に臨んでいましたが、応援してくださる皆様のために、心の底から練習や試合を頑張ろうと思えるようになりました。このようなバドミントンを存分にできる環境に居られることと、応援してくださる皆様への感謝の気持ちを忘れず頑張っていきたいと思っております。
プレーだけでなく、子供たちに夢を与えられるように、そして北海道を盛り上げられるように頑張ります。よろしくお願いいたします。

吉田仁 監督 コメント

竹内・大越の加入を決断した大きな理由としては、ふたりはただ単にS/Jリーグを経験したことがあるというだけでなく、その中のトップクラスを経験しています。現在所属している選手と、ひとつひとつの技術のレベルの差が現状ですごくあるという訳ではないのですが、中学・高校も強豪校で、常に優秀な選手が集まっている中でエースを張っていた、そういうところで勝ちあがってきたからこそ生まれる間の取り方や相手の外し方、試合の組み立て方というところには現メンバーとはかなりの差があると思います。彼らが実戦の中で出すアイディアや発想からは、厳しいところを生き抜いてきたんだなということを感じることができるし、そういったことが現チームがS/Jリーグを目指すに当たっての新しい風、刺激になるのは間違いないと思います。コート外でもふたりと時間を共に過ごす中で、その覚悟や決意が本物であるということも感じることができ、私だけでなくチーム、選手、フロントすべてが責任を持って彼らを育てていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します。

三上大勝 代表理事 コメント

バドミントンチームの立ち上げ、運営にあたり、いろいろな方にご協力を頂き、ご相談もさせて頂いているのですが、そういった中でふたりがコンサドーレでやりたいという希望を持っているというお話を頂きました。まず私の中ではふたりがどのような覚悟や想いをもってチームに、そして北海道に来るのかということ、そして監督やスタッフがどのような判断をするか、また立ち上げから頑張っている7名の選手がどのように感じるのか、そういった問題を考えながら、4月末から練習に参加してもらいました。監督がコートの内外でふたりと向き合って彼ら自身の意志や覚悟を確認した上で、チーム内の意見の集約し、同時に日本バドミントン協会やNTT東日本さんからも理解を得ることができましたので、最終的に彼らを新たに迎え入れる決断を致しました。
バドミントンチームの立ち上げに際し、当然競技レベルとして全国リーグを目指すという目標はありながらも、もっと大きなものとして、バドミントンを始めとするスポーツを通して北海道を豊かに元気にしていくということを使命として持っております。そのひとつとしてバドミントンを通じて子どもたちに色んなことを伝えていきたいと思ったときに、過去に過ちがあったけれども、それに気づき、いま頑張ろうとしている彼らだからこそ、伝えられることがある、北海道を元気にする、子どもたちに夢を与えるということに対しても大きな力になるはずだとも感じています。気付きを得る事ができた彼らだからこそ、私たちのチームに、そして北海道に大きなものをもたらしてくれると信じています。
勝手ではありますが彼らの中にある想いを生かし、チームも改めて一丸となってやっていきたいと思っておりますので、今まで通り、ご支援ご声援を頂ければと思います。よろしくお願い致します。

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