ケガの功名?...#7渡辺

私#7渡辺俊和が最近ハマっていることは「ピアノ」です。

母が音楽の先生をしている影響もあり、小さいころピアノを遊びながら弾いていました。

しかしバドミントンの道に専念することになってから、ピアノとの距離はだんだんと遠くなり...。

 

それが再びピアノにハマことに。そのきっかけは「右膝の手術」でした。

4月初旬に膝を手術するにあたり、

家で思うように身動きがとれない状況下で時間を有効的に使いたいと考えていたら、

母からピアノを勧められ、買ってくれました。

(ここだけの話、半強制的で買う以外の選択肢がなかったです。笑)

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母から与えられた課題曲は「夜に駆ける」

 

正直、初心者向けの曲とは思えません。(笑)テンポが速く、音域も広いです

でもなんとなく「まぁ好きな曲だしやってみるか~」という感じで弾いてみました。

弾き始めた1日、2日は苦労しましたが、だんだん弾いてみると少しずつできるようになり、

右手だけならサビまで弾けるようになりました。 

 

「自分が『夜に駆ける』を弾いている」という満足感

「出来なかったことが出来るようになっている」という自己効力感

「ピアノの音」による癒し 

この3つの感情がピアノに対してポジティブにはたらき、ほぼ毎日ピアノを弾いています。

 

特に朝起きて30分後ぐらいの脳がスッキリした状態で弾くと、日常生活の余計な感情が入らず、集中することができます。

 

最近はヨルシカの「春泥棒」GReeeenの「愛唄」パッフェルベルの「カノン」を弾いています。どれも弾いていて楽しいです(笑)

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ピアノを2ヶ月半ほど弾いてみてわかったことがあります。

それは「左手の指先を使うことに慣れていない」です。

 

自分の右利き。これまでの人生の中で左手の主な役割は「バランスをとること」でした。

バドミントンの場面ではもちろん、紙に何かを書くときは紙をおさえてズレないようにする、

ご飯を食べるときは皿を持つ、など様々。

 

そこで左手の指先を"自分のイメージしているタイミング"で動かす。

しかも、右手とは別のタイミングで、右手とは別の指を不規則に動かす。この動作にとても苦労しています。

右手だけで曲を弾いていても、単音のせいか、曲としては何か物足りない感じになります。

自分の体なのにイメージしている動作と、実際の動作のギャップが違いすぎてもどかしいです。(笑)

 

しかし途中から「これは普段使っていない神経を使うから、身体や脳にとっていいはたらきなのでは?」

と思うようになり、ピアノと脳に関する本や論文を探しました。

 

そしたら、ある論文に

(のう)(りょう)が鍛えられる

 →右脳と左脳をつなぐ役割。鍛えられることで言語⇔非言語がスムーズになる

・小脳の体積が大きくなる

 →運動調節機能やバランス能力が鍛えられる

と書いてありました。

 

「やっぱり。またピアノをやるメリットを見つけた」

そして左手でも弾けるようになると、「音楽」っぽくなってきます。

そうすると上記の3つの感情(満足感、自己肯定感、癒し)がさらに高まり、好循環を生み出します。

 

 

利き手と逆手を使うことはピアノでなくても、箸やフォークを使ってみるといったことでも代用できると思います。

脳トレ感覚で読者の皆さんも試してみてください!

 

 

今回はこのような感じで「ピアノ」について語ってみました。

 

左手をうまく使えるようなピアノの練習方法があれば教えてください。(笑)

試してみます!

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