第75回全日本総合選手権~スタッフ観戦記~初日(12/25)
【ダブルス】予選1回戦
VS 西谷・疋田 (三菱自動車京都)
相手は一部リーグ所属にしており、相手も右利きと左利きのペア。
序盤から本田山澤ペアの勢いが相手を上回り、リードを重ねる。
中盤以降はシーソーゲームになるも相手に1回もリードを許すことなく、1ゲーム目を21-18で先取。
しかし相手も次のゲームを取られたら負けるため2ゲーム目の序盤から攻めの姿勢で点数を重ねる。
本田選手も「相手の勢いに対して少し引いてしまった」と語っている。
また相手のロングサーブでリズムを掴まれた。
そのまま相手がリードを保ったまま15-21で2ゲーム目を取られてしまう。
3ゲーム目は序盤からお互いの勝ちたい気持ちがぶつかり合い、なかなか点数差が開かない。
お互いロブを上げず低空合戦に。11-9でリードし、インターバル。2人で
「細かいとこをミスしないようにしよう」と声をかけ合った。
その結果、インターバル後4点連続ポイントで15-9まで点数差を広げる。
その後も終盤まで攻めの姿勢を貫き、21-13で勝利。
本田選手の勝因を聞くと「2ゲーム後に気持ちを切り替えて、自分達のプレーをしようと話し合い、それがうまく言った」とのとこ。
実は3月の沖縄遠征では西谷疋田ペアに負けていたため、今回はリベンジマッチとなった。
予選2回戦
VS 染川吉松ペア(九州国際大学)
序盤良いスタートを切り、1ゲーム目11-5でリードを切る。
しかしそこから徐々に相手が点数差を詰めてくる。
終盤19-16で有利かと思われたが5点連続失点で19-20。1点取り返すも20-22で逆転負け。
2ゲーム目は相手に一度もリードを許すことなく18点で勝利。
ファイナルゲームは相手が序盤から攻めの姿勢で4-9、5-10まで点差を広げられる。
しかしそこから山澤選手の前衛が光り相手のリズムを一気に崩し7連続得点。
その後も連続ポイントを重ね勝利。
山澤選手も「とりあえず闘い抜けてよかった。気持ち切らさずに出来た。」
満足のいく試合内容とは言えない試合だったが、なんとか明日の本戦の出場権を手にしたのは大きい。