第75回全日本総合選手権~スタッフ観戦記~ 男子ダブルス本戦1回戦
本田山澤ペア vs 本田大関ペア(大同特殊鋼)
2021年5月に行われた全国大会でベスト8の実績を残したペアと対戦。
昨日の予選を勝った勢い、この会場で試合をしている"慣れ"もあり9-3と好スタートを切る。
相手が2人の間に打ってきた球を読んで、決めていた。
良い流れを保ったまま21-14で1ゲーム目を先取。
しかし2ゲーム目は相手も会場に慣れてきて、少しずつ対応されてしまう。
なかなか本田山澤ペアのスマッシュやドライブが決まらない。
13-13から5点連続失点をしてしまい、このままファイナルゲームになるかと思われた。
しかし15-20から相手のミスや本田山澤ペアが最後まで諦めず攻め続け、21-20と逆転に成功する。
しかしあと1点が取れなかった。最後は相手のロングサービスに本田選手が対応出来ず2ゲーム目を20-22で落としてしまう。
ファイナルゲームは序盤からお互いの勝ちたい気持ちがぶつかり合う。
だんだんと相手の癖や得意なショットがわかってくるため、少しずつラリーが長くなる。
7-11でインターバルを迎え、吉田監督から「前で連続で触れ」 とアドバイスを受け、そこから攻め続けた。
そして14-13と逆転に成功する。
しかし16-16から3点連続で失点してしまう。
これが痛かった。
ファイナルゲームを17-21で取られてしまい、ゲームカウント1-2で惜敗。
マッチポイントをもっていた試合だっただけに非常に悔しい結果となった。