『17歳の僕へ』 #10 吉原康司
第4弾は...
北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームの#10吉原康司です。
今回は、高校生時代の僕にアドバイスしたいことを紹介します。
こんにちは。まずはじめに、高校生の僕の自己紹介をしたいと思います。
所属:札幌第一高校
名前:吉原康司
身長:172㎝くらい
体重:62kgくらい
好きな食べ物:甘いもの全て(特にチョコ)
好きなアーティスト:RADWIMPS、秦基博
〇高校への入学動機:
代々北海道トップレベル、全国大会でも盛大に活躍する先輩達のいる学校で、1番強い選手になる。
そして、北海道優勝し全国でも活躍する。そんな目標を掲げ入学。
〇最高成績は...
シングルス:北海道ベスト16
ダブルス:北海道優勝、全国ベスト32 でした。
シングルスで1番を目指していましたが、ダブルスの方が向いていたみたいです。
○特徴...
1.練習は常に全力100%
2.身体が硬い
3.すぐ怪我する
4.フェイント大好き
5.打ち方やグリップの握り方を頻繁に変える
本題となる、
○アドバイスしたいこと3選
1.基本のショットの質を高めよう
2.得点や失点に対してもっと考えよう
3.毎日練習後に反省点をメモしよう
高校時代の自分にアドバイスしたい事を、1項目ずつ少し深掘りして書いていきます。
1.基本のショットの質を高めよう
基本のショット大事。とっても大事。
コンサドーレに入団してから重要さを痛感し、苦労しているところです...
基本のショットとは、
ロブやドロップなど基礎打ちで打つようなショットです。
質を高めるとは、
・ストレートに打った球をしっかりコントロールできる。
同じショットでも打点や打つ体勢が違ったり、
打つ球の高さ・スピード・コースなどを変えることができたり、
ある程度イメージした球を出せるようになりたいですね!
その他にもありますが省略します。
エグい球や、かっこいいフェイントで決めたくて練習に励んでいましたが、
ミスの確率が高く、対戦相手のレベルが上がると通用しなくて、
そのようなショットを使わなくなることがほとんどでした。
そんな事よりも、とにかく基本のショットに向き合って磨くべきだったと思います。
2.得点や失点に対してもっと考えよう
点数は数えていなくても、パターン練習やノックでも考え方は同じですね。
高校時代、毎日同じような意識や考えで練習していた気がします。
今日調子悪いな〜とか、よっしゃスマッシュ決まった!とか。
でもそれが、
なぜ調子が悪いのか
なぜスマッシュが決まったのか
を深く考えられていなかったので、同じような事しか考えられなかったのでしょう。
例えば、
○調子が悪い
↓
・何の調子?
↓
・ミスが多い
↓
・何のミス?
↓
・レシーブのミス
↓
・原因は?
↓
・ロブが浅い、準備が遅い
↓
・なぜロブ浅い?なぜ準備が遅い?
↓
・ロブを深くまで打つ意識をしていなかった
・ロブが短いからレシーブの準備をする時間が足りなかった
○スマッシュが決まった
↓
何故決まった?
↓
・相手のクリアーが少し浅かったから。
・良いコースに打つ事ができたから。
↓
・なぜクリアーが浅い?なぜ良いコースに打てた?
↓
・スマッシュの前のロブで相手の体勢を崩すことができた。
・しっかり球の下に入れて良い体勢でスマッシュを打つ事ができた。
・・・と、深掘りしていくと日頃の練習で考えていなかったところに気付けますね。
3.毎日練習後反省点をメモしよう
メモ最強。メモナンバーワン。
高校時代は大会が終わった後に、大会での反省点を顧問の先生に提出していましたが、
普段の練習でもメモするべきだったと思います。
練習後でなくても、自分の好きなタイミングでいいと思いますが、
とりあえずバドミントンの事についてもっとメモすれば良かったです...
1.基本のショットの質を高めよう
2.得点や失点に対して考えよう
この紹介した内容ですが、頭の中だけで考えるのは難しいです。
練習中にゆっくり考えている時間はないし、意識していた事があってもいつの間にか忘れてしまいますね。
そこでメモです。
2.で紹介した例の『調子が悪い』で考えると、
明日の練習では、
・ロブが短くならないように気をつけよう。
・打った後の次の準備を速くしよう。
といった対策を考えられます。
それをまたメモしておいて、練習前にチェック。
練習への意識やミスした時などの考え方が変わりそうですね。
些細なことでも構わないので、
スマホでもノートでも何でもいいから文字にして、
整理する時間を作ること。
考えたことを思い出せるようにすること。
1日5分でもいいので、面倒にならない範囲で。
大切なのは、継続して毎日の練習で何かしら意識したり、考える癖をつけたりする事ですね。
メモはとても有効だと思います!
振り返ってみると、身体を使うこと
(筋トレやランニング、厳しい球でも羽根を追うなど)は本当よく頑張っていたと思います。
ただ、それよりも何よりももっと頭を使ってバドミントンに取り組めていたら、
バドミントンがもっともっと楽しく、
充実したバドミントンライフをやり切れた気がします。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
この記事を読んで、バドミントンを頑張る高校生(中学生、大学生)のみなさんに、
何か一つでもヒントになる点があれば嬉しいです!
そして、バドミントンのことをもっと好きになってくれたら最高です!!
何か分からないことや質問がある方は、
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一緒に頑張りましょう!!
それではまた!