2021S/JリーグⅡを終えて~#7渡辺
全勝優勝という目標は達成できませんでしたが、
少しホッとしている自分がいます。
コートに立って戦っている人、ベンチから応援しているメンバーやスタッフ、
北海道にいるチーム関係者、画面越しで応援してくれている方々の
「チーム全員で勝ち取った優勝」
これは本当に価値がありますし、とても嬉しいです。
2年前、内定選手として出場したS/JリーグⅡ。
2位という悔しさ、優勝できないと決まったときのチームの雰囲気は決して忘れられません。
あの時があったからこそ、今回この大会に懸ける想いはどのチームよりも強かったと思います。
コロナ禍で苦しんでいるのはどのチームも同じ。
だからこそ「何がなんでも優勝する」という想いは強かったと思います。
特に大越キャプテンの魂の叫び、ガッツポーズは心に響きました。
チームの初期の頃から在籍してきたのでその想いが闘う姿勢に表れていました。
個人的には初戦に出場し敗戦。
コートの上に立ったらこれまでの経緯やコンディショニングは関係ありません。
年齢も関係ありません。
ガチンコ勝負です。
勝負の世界で戦っている以上「勝つ」以外に選択肢はありません。
そこで勝ちに結び付けられなかったのは自分の弱さでもあります。
ただこうして試合に出場出来たことは前向きに捉えたいと思います。
トレーナーさん、病院の先生や理学療法士の方々などのサポートがあり、
リハビリのペースも想定より早く、試合することが出来ました。本当に感謝しかないです。
怪我との向き合い方、自分自身との向き合い方。
バドミントンを思うようにできないことはストレスになりましたが、怪我をしているから出来たこともあります。
バドミントン人生を振り返ったときに「あの怪我があったから強くなれた」と思えるよう
日々精進していくしかありません。
今はまず膝の治療に専念します。
4月まで公式戦がないのでそこに間に合わせるよう、調整していきます。
それと同時にトップリーグで勝つためのチームづくりや、自分のプレーに磨きをかけるにはどうすればいいのかを考え、実践していきます。
最後に大会関係者の皆様、コンサドーレ札幌バドミントンチームを応援していただいた皆様、すべての方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。