全日本実業団選手権大会を終えて~#11辻選手
自分にとって初めての全日本実業団となり、
これまでの全国大会とはまた違った雰囲気や緊張感や圧迫感がありました。
団体戦ということもあり、これまで以上にプレッシャーを感じ、
チームを背負って戦うということの重みを身に染みて実感することができました。
また、団体戦を勝っていくうえでチームの雰囲気、流れや勢いなどがとても大切だと感じました。
自分は流れがあまり良くない状態で、全ての試合を迎えることになり、
どの試合も相手が序盤から勢い付いているため、
その雰囲気に吞まれ、気持ちやプレーで引いてしまいました。
そのため相手に主導権を握られた状態での試合でしたが、その中でも状況を理解し、
修正しながら戦えたことは自分の成長にも繋がったと思います。
また試合前に怪我をしてしまい、あまり体の調子などもよくありませんでした。
ただ、その状況に合わせて練習をし、
自分が追い込むべきところや抜くところのメリハリをつけながら自分の中で整理するようにしました。
それだけでなく、試合までの食事や練習外での時間の使い方を自分なりに調整することができました。
実際に行ったことは
・「朝の出勤前にランニングをする」
・「睡眠時間を少し長くする」
・「大会が近づくにつれて炭水化物を少し多めに摂取する」
です。
常にベストなコンディションを維持することは難しいです。
ただ自分を理解し、悪いコンディションの中でも自分のパフォーマンスを落とさず、
その状況に合わせたプレーをして、最大限のことをすることが勝ち続ける上ではとても重要になってくると感じました。
今大会は「ベスト4の壁を崩す」という目標は達成することができずとても悔しかったです。
しかしこれから絶対に越えなければいけない壁なので、
気持ちを一から入れ直して11月から始まるS/Jリーグでは、また変わった自分たちを見せたいと思います。