全日本実業団選手権大会を終えて~#7渡辺選手
【物差しと回復】
今大会を通して感じたことは2つ。
1つ目はこのチームの全国での立ち位置がわかったということ。
昨年のS/JリーグIIから全国大会というものをチームで経験していませんでした。
北海道での試合を除くと全国の他チームと試合をする機会もなく、
「今自分たちが相対的にどれぐらいなのか」という物差しがわかりませんでした。
そこで今回トップリーグの2チームと対戦し、
自分達の今の実力が「全国でだいたいどれぐらいのか」が把握出来ました。
この物差しをこれから行われる各大会で少しずつアップデートし、
11月から開催されるS/Jリーグで勝利に結びつけられるように、日々の練習に落とし込んでいきます。
2つ目は少し復帰に近づいているということ。
3年ぶりに全国の団体戦で単複ともに勝利できました。
コロナや怪我で思うようにプレーが出来なかったことと比べると少しずつ良くなっていて、
少しずつ回復してることを実感できる大会になりました。
しかしまだ身体(下半身)の可動域の狭さや怖さが残ります。
トレーナーと話し合い、少しでも良いプレーが出来るために
「今何が出来て、何が出来ないのか」を定期的にチェックしていく必要があります。
大会終了後、チームでミーティングを行いましたが
誰一人としてベスト8で満足している人はいませんでした。
S/Jリーグ開催まであと4ヶ月と少し。
一人一人が当事者意識をもち、覚悟と責任をもって闘います。