伊藤壇監督コメント
「 自分自身、アジア22か国でプレーしてきましたが、その経験を子供たちに伝えて、よりグローバルな育成ができたらと思っています。海外に居てすごく感じたことが、日本の子供たちは近年、レベル上がってきて技術的には高いのですが、それと同時に失ったものもある気がしています。タフさが昔に比べて足らなくなってきていると感じています。練習環境は毎日、人工芝やきれいな芝の上だけで練習するのではなくて、あえてぼこぼこのグラウンドや土のグラウンドでもプレーするようにして、どんな環境でも適用できるようなタフな選手を育てていきたいと思います。
自分は現役中に代理人をつけずに自分一人で現地に乗り込んでチーム探しをしてきました。サッカー人生はエリート街道ではありません。何度も挫折を味わって這い上がってきたタイプの選手だったのですが、子供たちも決して道は一つではないので、どこかで挫折したとしても諦めずに、また違った道を使ってでも夢に向かって突き進んで欲しいな、と伝えていけたらと思っています」